1965年に発足した歴史ある海洋少年団です。

海の恵みを享受する海洋国日本の将来を担う人材を育てることを目的としています。

海洋少年団とは

わが国は、四面を海に囲まれた島国です。古くは遣隋使船などの往来や八幡船による海外との貿易があり、近代に至っては海から文明開化を持たす変化もやってまいりました。
近代から現代に至っては、鉱物資源、食料、エネルギー資源、工業製品が”海”を介して世界と繋がっています。わが国の輸出入は99%以上を海運が担っております。(一般社団法人日本船主協会公式ホームページから引用)
海と深くかかわりを持つ日本に住む私たちは、海を理解し、海を利用して生きる”海洋国民”です。この歴史的な”海”との繋がりを海洋少年団では幼稚園児から高校生までの男女の団員が海を訓練の場として、子どもの時から海に親しみ、団体生活を通して社会生活に必要な道徳心を養い、心身ともに健康でたくましい人間の育成をめざしています。

”ちかい”と”やくそく”

海洋少年団では、「しつけは訓練の基本」という考えのもと、”海のような広い心で団結し、すべての人を友とします” ”体をきたえ心をやしない、りっぱな海の子になります”を掲げる「ちかい」と、それを実践するためのいろいろな「やくそく」の実践を基本方針とし、それらを自然に身につけ、進んで守れるよう指導しています。

 ちかい

1|海のような広い心で団結し、すべての人を友とします。
2|体をきたえ心をやしない、りっぱな海の子になります。

 やくそく

1|海洋少年団員は名誉を重んじます。
2|海洋少年団員は誠実です。
3|海洋少年団員は人を助け親切です。
4|海洋少年団員は礼儀を正しくします。
5|海洋少年団員は進んで規律を守ります。
6|海洋少年団員は約束を守ります。
7|海洋少年団員は節約します。
8|海洋少年団員はほがらかで何事にも積極的です。
9|海洋少年団員は清潔整頓につとめます。
10|海洋少年団員は常に感謝を忘れません。